身体の皮膚下に大きく増えた水分がむくみの実態なのは分かってもらえましたか?
この「細胞間質液」は体中全体に存在するのですが、質はむくみが出やすい(水分が溜まりやすい)部分は決まっているのです。
◎からだの下部の様に皮膚の下の組織が比較的少ないところ
◎脚のすねの様に指で押して骨がすぐに触れるところ
◎ふくらはぎの様に皮膚を摘むと簡単に持ち上がるところ
…ここまでくるともう脚はむくみのすみかになっている事が見えてきますね。
脚のむくみが出やすいのは、重力によって余分な水分が体の下側に集まってしまうのが原因です。朝方~昼方にかけては大丈夫なのに、夕方を過ぎるとむくみが出やすい、なんてパターンが多いです。立ち仕事をされる方はもちろんですが、座り仕事でも重力には逆らえないですから、脚のむくみは出やすくなります。
顔もむくみが住みやすい場所です。脚とは変わって朝方にむくみがでやすく、起きた時に江戸時代のお化けのようにまぶたが腫れて顔が違う人みたい…なんて朝は一日のスタートから落ち込んでしまいますよね…
顔のむくみの原因は様々で、水分補給のしすぎ(特に前日の夜)、アルコールの摂取量増加、運動不足、食生活の乱れなどが原因となります。まぶたが重いのは単純に疲労が溜まっている可能性もあるので、十分な睡眠でストレス解消で解決できたりもします。また、お顔をマッサージすることで解消できたりするので、朝の時間のないときでも軽く揉んでみるのもいいですね。
意外なのが手のむくみ
むくみは脚や顔にできやすいですが、意外なのは「手」にできてしまうこと。脚や顔のように圧倒的な違和感がないので気づかないことも多いですが、手もむくみができやすい部位のひとつです。むくみは筋肉や腱(筋と骨とを結びつけている白い繊維性の丈夫な組織)にもできやすいと言われているのですが、この組織が手にはたくさんあります。水分補給のしすぎやアルコール摂取増加の他、デスクワーク、冷え性などが原因と考えられています。
さらに意外なのがお腹や背中
お腹は、水分の流れに関係するリンパ節がないので水分が蓄積されやすい部位です。食生活の乱れや運動不足が原因と考えられています。同様に背中もむくみが溜まりやすいです。背中は特に日常生活の中で使う機会の少ない部位ですので、筋力の衰退による代謝低下が原因と考えていいでしょう。やはり、日々のトレーニングやマッサージが必要になってきます。